ロンドンオリンピック(Games of the XXX Olympiad)は、2012年7月27日から8月12日まで、イギリスのロンドンで開催される予定の第30回夏季オリンピックである。
解説 2005年7月6日、シンガポールで開かれたIOC総会にて、パリ、ロンドン、ニューヨーク、モスクワ、マドリードの5候補都市の中から開催地を決定する選挙が行われた。 選挙の1回目の投票で最も得票数の少なかったモスクワが脱落、2回目の投票ではニューヨークが、3回目ではマドリードが、それぞれ最低得票のため脱落、残るパリとロンドンの決選投票となった。結局、決選投票でロンドンが、大本命とされていたパリを破り、1948年第14回夏季大会以来、同市およびイギリスでは64年ぶりとなる夏季オリンピック開催が決定した。また、ロンドンでは1908年にも開催されたことがあり、同都市での3回開催はオリンピック史上初となる。 2012年夏季オリンピック開催地投票 都市 国 1回目 2回目 3回目 4回目 ロンドン イギリス 22 27 39 54 パリ フランス 21 25 33 50 マドリード スペイン 20 32 31 - ニューヨーク アメリカ合衆国 19 16 - - モスクワ ロシア 15 - - - なお、このオリンピックではヴァージン・アトランティック航空とブリティッシュ・エアウェイズが協賛しており、それぞれの機内ではCMを流しているほか、ヴァージンの飛行機には現在"Backing the bid"と書かれている。 候補地決定の翌日にロンドン同時爆破事件が発生し、開催地の安全性が危惧されたがIOC側は安全性に問題はないと発言した。 日本は過去2回行われたロンドンオリンピックには参加していないため今回が初参加となる予定である。
実施予定競技 IOC総会で実施競技見直しが審議され野球とソフトボールの除外が決定した。また、ゴルフ・空手・7人制ラグビー・ローラースケート・スカッシュのいずれかと上述2競技との入れ換えによる新規採用も審議されたが、空手とスカッシュが候補になるものの、オリンピック競技としては認められず、結果として新規採用も見送られた。 このため、2012年ロンドン大会では26競技しか開催内容が確定しておらず、残る2競技については現在も採用基準もふくめ採用種目を検討中である。28競技による開催は決定しているものの、このまま26競技で開催される可能性もある。 陸上競技 水泳 競泳 飛び込み シンクロナイズドスイミング 水球 サッカー テニス ボート ホッケー ボクシング バレーボール バレーボール ビーチバレー 体操 体操 新体操 トランポリン バスケットボール レスリング ヨット ウエイトリフティング ハンドボール 自転車 卓球 馬術 フェンシング 柔道 射撃 ライフル射撃 クレー射撃 近代五種競技 カヌー アーチェリー バドミントン テコンドー トライアスロン
競技会場
オリンピック・パーク オリンピック・スタジアム(80000人収容):開閉会式、陸上競技 アクワティック・センター(17500人収容):水泳(競泳、飛び込み、シンクロナイズドスイミング、水球) バスケットボール・アリーナ(12000人収容):バスケットボール、近代五種 フェンシング・ホール(8000人収容):フェンシング ホッケー・センター(20000人収容):ホッケー ハンドボール・アリーナ(10000人収容):ハンドボール ヴェロ・パーク(12000人収容):自転車(トラック、BMX)
ロンドン中央地区 アールズ・コート(15000人収容):バレーボール ホース・ガーズ・パレード(15000人収容):バレーボール(ビーチバレー) ハイド・パーク(3000人収容):トライアスロン、水泳(10km遠泳) ローズ・クリケット・グラウンド(6500人収容):アーチェリー リージェント・パーク(3000人収容):自転車(ロードレース)
西地区 オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ(30000人収容):テニス イートン・ドーニー地区(37000人収容):ボート、カヌー(フラットウォーター
東地区 ウィールド・カントリー・パーク(3000人収容):自転車(マウンテンバイク)
テムズ河川地区 エクセル(ExCeL、36000人収容):ボクシング、柔道、テコンドー、重量挙げ、卓球、レスリング グリニッジ・アリーナ(6000人収容):バドミントン、体操(新体操) グリニッジ・パーク(23000人収容):馬術、近代五種(陸上、馬術) ザ・ドーム(20000人収容):バスケットボール、体操 王立砲兵連隊兵舎(7500人収容):射撃
北地区 ブロックスボーン・カヌー・スラローム・センター(12000人収容):カヌー(スラローム) ウェンブリー・スタジアム(90000人収容):サッカー
南地区 ウェイマス・ポートランド・ハーバー:セーリング
共同開催都市 2012年ロンドンオリンピックでは、下記のロンドン以外の都市で一部の競技が開催される予定。 スコットランド ・グラスゴー - ハムデン・パーク(52000人収容):サッカー予選 ウェールズ・カーディフ - ミレニアム・スタジアム(74600人収容):サッカー予選 マンチェスター - オールド・トラッフォード(76000人収容):サッカー予選 ニューカッスル - セント・ジェームズ・パーク(52000人収容):サッカー予選 バーミンガム - ヴィラ・パーク(51000人収容):サッカー予選
メイン会場等の建設について 2012年ロンドン大会は64年ぶりの開催となるため、大会会場及び選手村の大部分は市街地の再開発地域を割り当てられ、大半の施設が新設される見通しである。
テレビ中継 イギリスではBBCが放送する予定。アメリカはNBC、カナダではCTVで放送される予定。
日本での放送予定 日本でのテレビ中継については2011年度中にアナログ放送が完全に終了する予定となっており、この2012年ロンドンオリンピックから地上波・BSとも完全にデジタル化する予定となっている。